レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

新潟戦、リーグ戦のプラン、0-2プラン・・・・(浦和レッズ)

 


新潟戦。
クリアして失点を防ぐ。勝ち点1でいい。
セレッソ戦から守備的にいくので、新潟戦は攻撃的に。
新潟戦も捨てるゲーム。
   
優勝するためにゲームを捨てることもある。まだ勝ち点10しか離れていない。
おそらくどんな戦術でも34試合1本勝負のレギュレーションでは失速することはあるだろう。
アウェーサガン鳥栖がその試合。
この試合は100%の確率で引き分ける予定だった。
  
目先の勝利に走ったら、セカンドラウンドに入っても負け続ける。
ここで守って負けたらセカンドラウンドのプランがなくなってしまう。
ズルズル後退するだけだ。やり直しはできない。あとはホーム新潟戦のみ。我慢すること。
ゲームを捨てることができればレッズの勝ちだ。
セレッソ戦から相手は攻撃的に来るだけだ。慌てることはない。必ず逆転できる。
    
今年はJリーグ最強クラブの誕生だ。
守っているだけではなく、相手に合わせて戦い方を変えられる。
このサッカーで引き分け狙いなら負ける確率はほとんど無くなる。
自信を持って戦える。
 
 
川崎戦はもちろん成長できた。
サッカーは失敗から何を学ぶかだ。ただで勝ち点は譲らない。
この敗北は勝ち点3以上の価値はある。 
 
 
失点することは問題じゃない。
もちろん慣れていないのに、4バックにしたら失点するのは当たり前だが。
得点を取りに行って先に失点したらただのバカだ。
 
 
相手の勢いが優ればどんな完璧な守備でも崩されてしまう。
大事なのは失点したあとのゲームプランだ。
 
前半0-2からプラン。
 やったことがない4バックじゃなければ前半で2失点はしなかった。戦術以前の問題だ。 
3バックで負けるのが嫌で4バックに逃げただけだ。
もちろん成長することも優勝することも無理だ。4バックでは必ず負ける。
サッカーは偶然勝つことはあっても、偶然負けることはない。    
      
1-2の1点差になってからカウンター狙いに切り替える。
 
相手は必ず攻撃的に来る。
0-1で負けているのにカウンターを狙う昨年の天皇杯の川崎やリーグ戦の横浜とは全く違う。
まさかもうやって来ないだろう。なぜなら後ろでキープして時間を稼ぐからだ。
0-1と1-2では大きく違う。ゲームは動いている。相手は必ず攻撃的に来る。
 
0-1では相手も守る。
ゲームが動いていないのにカウンターを狙っても同点に追い付くことはない。
  
相手は2-1でも守る?
それはない。こっちは勢いに乗って攻撃して来ると予想する。
守るという度胸はない。もちろん相手が守ったら問題なく追い付ける。
 
0-2から1-2になったらカウンター狙い。
ビハインドでもカウンター狙いだ。カウンターという罠を仕掛けておく。

逆に2-0からの1点差に追い付かれたら流れは相手にある。
相手は勢いよく攻撃的に来るのでこっちも攻撃的に行く。
守っても失点は防げない。 
2-2に追い付かれたらカウンター狙いだ。流れはこっちに傾く。
 
失点を防ぐことが目的だけど、失点を恐れないこと。大事なのは試合の流れだ。
その失点に合わせてゲームを組み立てれば何の問題もない。
今のレッズなら追い付くのに60分もか掛からない。
70%で行っても、1点差なら20分、2点差なら40分だ。

失点を防ぐサッカーだから成長できる。
試合の流れに逆らわず、試合の流れに従って初めて勝つことができる。
1点差に迫ったらカウンター狙い。2-1では攻撃的に。これだけ覚えておけば十分。
 
0-2でも相手の攻撃が収まらないときはカウンターを狙い続ける。
相手がレアルマドリードなら2失点から全力で攻撃的に行く。