レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

FC東京戦・・・・・・・・・(浦和レッズ)




 クリアして失点を防ぐ。 ドン引きサッカーで勝負。

FC東京が怖くなったんじゃない。 相手がどこだろうがサッカーは同じだ。 終盤だから。
こっちは成長するためのサッカーだ。 チームによっていちいち戦術は変えない。
   
2ステージ制の流れには逆らえないということ。
試合数が少なくなると、相手チームの選手たちは追い込まれ守備が異常に堅くなる。
34試合制だとそれほど変わらないが17試合で切ると、気持ちが切り替わる。
ファーストステージ最下位でも、セカンドステージで優勝すれば年間チャンピオン。
セカンドステージにつなげることができるから、モチベーションは高くなる。
 
つまり最初の10試合と同じように戦っていては得点が急に入らなくなる。
レッズが弱くなったんじゃなくて、他のチームのモチベーションが高くなったと考えた方が自然だろう。
鹿島のように最初は勝てなくて急に勝てるようになったのも説明が付く。
途中からしっかり守るようになった。 レッズと対戦するからかもしれない。
レッズの場合は同じように攻撃していたから、得点が入らない。
攻撃している時間が長く、相手のサッカーの変化には気づかないからだ。
 
答えは簡単でステージの途中でサッカーを変えればいい。
途中からドン引きサッカーに変える。
無理に攻めても得点は絶対に入らないので、逆に失点を防ぐ意識が高くなると冷静に攻撃できる。
今年のファーストステージならホーム新潟戦からがいいけど、攻撃的に来るイメージが強い。
攻撃しても得点が入らなかったので、アウェーのサガン鳥栖戦辺りから。
ホームの鹿島戦にドン引きで行くのは怖いけど、こっちも追い込まれている。
攻撃されても冷静に守ることができる。
セカンドステージは攻撃的に来るアウェーの神戸の次のホームサガン鳥栖戦。
サガン鳥栖ならホームだし攻撃的に来るサッカーは見ている。 ドン引きでも守れるはずだ。
  
昨年は両ステージとも12節の攻撃的に来る鹿島だったからに上手く切り替えられた。 
偶然守備を意識するようになったため、崩れずに済んだ。
昨年のセカンドステージに少してこっずたのもこのためだろう。
  
もちろんレッズにあの新潟とサガン鳥栖の守備を打ち破れるテクニックがあれば問題はない。
できないことはないが、それではクリアして守って外国人に頼るサッカーになってしまう。
鹿島にいたマルキーニョス、柏のドミンゲス、広島のミキッチ、ガンバのパトリック、広島のドウグラス。 
居なくなったら終わりだし、宝くじが当たるのを待っているのと変わらない。
せこすぎてとても真似できない。
今できることはバカみたいに同じ攻撃を繰り返すことではなく、
相手の心理を読んでプランで勝負することだ。
攻撃しても勝てないことが今の現実。 小学生でも理解している。 小学生に聞けばわかる。
しかし、勝てない理由がはっきりわかった。

相手のモチベーションが高くなり守備が堅くなるので切り替えて、ドン引きサッカーで勝負する。
単純なトリックほど見破るのが難しい。
新潟戦から勝てなかったが、理由がわかってよかった。 残留を争う前で助かった。
結構スリルがあった。 もう味わいたくない。
  
勝てなかった分、きっちり取り戻しにいく。
セカンドステージの最初はファーストステージの最初のプランで、
ホームのサガン鳥栖戦からドン引きサッカーに切り替える。
 
ドン引きサッカーと言っても、本当に引いて守るサッカーじゃない。
ゆっくり攻撃、ボールをキープ。
失点を防ぐ意識が少し高くなるだけで、見た目はほとんど変わらない。
      
どんなに攻撃できても、プランが間違っていれば、結果は出ない。
面白さを求めるバカでは勝てない。
サッカーはテクニックではなく、頭で考えて理論で勝負するものだ。