レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

ドン引きサッカーで勝負・・・・・・・・・・・(浦和レッズ)




 


    機は熟した。  今年はレッズ復活の年だ。
  
 
福岡戦はドン引きサッカー。 勝ち点1でOK。引き分け狙い。
 
広州恒大は、ドン引きサッカーで勝負。 
全員でゴールを守る。 このサッカーでアジアの頂点を狙う。
  
相手が攻撃的に来てもドン引きサッカーだから気持ちでも負けることはない。
 
相手が守備的に来た場合。
ドン引きサッカーはただ引いて守るサッカーじゃない。
攻撃も上手く行く。
格上相手にドン引きサッカーができるのは成長できた証。
    
ドン引きサッカーで攻撃が上手く行く理由は、冷静に攻撃できる。 
パスの中身が違う。
バックパスは、攻撃を組み立てるためのパスではなく、守るためのバックパスに変わる。
バックパスのミスが少なくなる。
 
攻撃も得点を取るための攻撃ではなく、守るための攻撃に変わる。
レッズのサッカーは失点の防ぐサッカーだ。
  
サッカーは見た目より中身。 考え方だ。

 
 
H福岡 ドン引きサッカー。

広州恒大 ドン引きサッカー。

A湘南 クリアして失点を防ぐ。 すぐに切り替える。

甲府 ドン引きサッカー。
A横浜 ドン引きサッカー。
 
相手が格下だからと言って勝ち続ける必要はない。勝利だけが全てじゃない。
勝ち点1位になるために引き分けを狙うこともある。
  
開幕戦直後で相手のモチベーション、集中力は最高潮。
相手が負け続けているなら簡単に勝てるがいきなり負けてはくれない。
磐田、福岡、甲府の守備は上から数えた方が早い。これ以上守備が固いチームはいない。
 
バカなら目先の勝利を追い掛けて最後まで負け続ける。
 

最も精神的に楽なプランを選び確実に勝って行くのがプロの戦い方だ。
 
 
ドン引きサッカーというのは最終手段。
最も勝つ確率が高い。 このサッカーで引き分けを狙う。
もちろん失点をゼロに抑えることが目的。
 
福岡がプレスに来たり攻撃的に来たらクリアで逃げる。
戦略というより当たり前のプレーだ。
 
磐田戦のパスミスはどうでもいい。
攻撃していながら前半30分まで全く得点が取れていないチームの責任だ。
失敗はどうでもいいが、失点を防ぐ意識があったかどうかが重要だ。
失点がゼロなら勝ち点1。 次に勝てば引き分けが勝利に変わる。 勢いに乗れる。
負けたら負け続けてしまう。
    
失敗を恐れていては成長できない。失敗した方が成長できる。
  
失敗を帳消しにできなかったチームの責任は重い。
 
戦術ではなく気持ちの問題だ。