レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

アウェー甲府戦・・・・・・・・・・・・(浦和レッズ)

   


  
 今首位に立っても何の意味もない。 
目標は最終的に首位なることだ。
  
  
昨年は優勝を争って最終的に5位だった。この屈辱は忘れられない。
もちろん1試合ずつ成長している。
昨年のホーム清水戦でバカみたいに攻撃的に行って負けていたチームとは思えない。
 
  
2試合続けてアウェー。アウェーのサッカーは、より冷静さが必要になる。
現実から逃避してプレスに行くのはバカでもできる。
無駄に動けばスペースを与えるだけだ。
  
ホームでは、自分をコントロールできるが、アウェーでは難しい。
攻撃を受け続けてもホームと同じように守るためには冷静になるしかない。
冷静になっても守れない失点はある。これは不可抗力。
冷静さを失って失点したときは失点を取り戻せない。
 
攻撃を受け続けていて冷静になることは難しいが、
相手をリスペクトしていれば冷静になれる。 
相手の攻撃に対する恐怖感はあった方がいい。 冷静になれるかどうかが重要だ。

 
   
アウェーで国立。 
有利だと勘違いして攻撃的に行くバカでは作り上げたプランが全て無駄に終わる。
  
この試合も目先の勝利ではなく、成長することが目的だ。
アウェーだから引き分けで十分。 バカだから勝ちに行って負ける。
   
   
もちろんベストを尽くして、引いて守って負けることは仕方ないが、
バカでは勝つことも、タイトルも成長することもできない。
    
  
必ず攻撃的に来る。 そんなことはどうでもいい。
攻撃的に来る甲府にあえて守備で挑む。
 
もちろん最大限の敬意を払って逃げる守備。
クリア、相手に当てる、タッチラインに出す。
  
サッカーというのは本来攻撃で相手を圧倒して大差で勝つのでなく、
相手の攻撃を利用して守って弱点を突くものだ。
 
だからこそ守備で勝負。 相手チームのレベルや戦術など関係ない。
引いて守るだけで勝てるなら、引けるだけ引く。
面白さを求めれば勝つどころか成長するチャンスも失ってしまう。バカなサッカーだ。
勝利を求めなければ、負けるだけだ。
    
力で倒すのではなく、負けるリスクを限りなく下げること。
負けるリスクを限りなく下げることで、限りなく勝利に近づくことができる。
ノーリスク、ローリターンを狙う。 バカならハイリスク、ノーリターン。
  
失点を防ぐことを念頭におけば、
攻撃的に来ようが守備的に来ようが、相手のサッカーに合わせることができる。
 
プラン通り引き分けで十分。

アウェーで引き分け、ホームで勝負。
  
失点を防いでいれば必ず流れは変わる。 逃げる守備でいい。
 
いつも通り、リスペクトしてドン引きサッカー。