レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

 ポゼッションサッカー⇒守備的サッカー (浦和レッズ)

 

 ポゼッションサッカーは、始めると最初は好奇心で楽しく嫌なことを全部忘れられる。

 最初は遊び感覚で手をだすとどんどんはまっていき、ボールをキープしなければ動悸が激しくなってついにはスコアがボロボロに。

 もうやめなきゃと思っているのに気づくとボールをキープしている状態に。

 

 

まずは間違っていたとをこっちが謝罪しなければならない。

 

 攻撃サッカーは中止。遊びは終わりだ。これから守りに入る。

 

一番怖かったとは、負けることではなくスコアレスドロー。何もしなければスコアレスドローがまた増える?何かしなければならないのは当たり前。しかし今サッカーはスコアレスドローどころか負ける可能性が高くなる。

 

 昨年は3人FWがいなくなった。最初から興梠しかいなかったらなんとかなるがいきなり3人はきつい。大迫、マテウスアンデルソンロペス、家長抜きでどうやって優勝を争う?勝てない、得点がとれないのは当たり前。4位になったことが奇跡だ。

 

 もう大丈夫。

単純に選手が増えたからじゃない。スコアレスドローを経験したことが必ず糧となる。

昨年は、アウェー名古屋、アウェー福岡、ホーム、アウェー鹿島、アウェー横浜FC、ホームFC東京、ホーム横浜、ホーム京都の8試合。大事に行き過ぎた理由は22年に負けたからあるいはドロー。福岡、横浜FCは格下で負ければ失速、名古屋、鹿島は負けるとショックが大きいから思い切って攻められない。

 

22年は縦パスの個人技。23年は横パスはできたが経験不足は否めない。若手が成長できたのは大きいが。

 

 戦術ありきでレベルが優勝に達していなかった。

 

 今は、サンタナ、松尾、前田、渡邊が加入。一番大きいのは怪我や失敗を恐れず思い切って攻撃できること。

 

 昨年の経験が必ず生きてくる。焦る必要はない。しっかり守るだけで十分。

 

失点を防ぐことが目的。

 

守備的サッカーは簡単だ。

 

 ラインを上げて、クリアすること。

 

 

 

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 広島戦。

45分に失点。ありえない!

と考えていたら単純に攻撃に疲れて集中力が途切れただけだった。

広島は予想に反して守備的だった。

 

 レッズが守備的サッカーで勝てたか?と言われたらスコアレスドロー、あるいは1‐1。あの雰囲気でレッズが勝つことは難しいだろう。世界一つまらない試合はもういい。結果的に面白くなって良かった。

 

 開幕戦、アウェー、スタジアムこけら落とし、広島の満員サポーター、ここまでやられたらまだ勝てない。そのレベルには達していない。

でも4つの条件がそろうのはこの開幕戦のただ一試合のみ。あとは結果で証明するだけだ。

 

 38試合だから3連敗してもまだチャンスはある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年のプラン(浦和レッズ)

 

 もちろん、攻撃的にいく。以上。

 

相手はどこでも関係ない。立ち上がりから得点を取りに行く。

 

小細工はいらない。100%でいく。

 

得点プランは、2点目を取りにいく。2‐0から守りに入る。

前半2‐0で終わると怖いが構わない。この場合逆転されてから攻撃的にいく。

つまりカウンターで殺しにいく。

 

失点プランは、0‐2でも後半20分から取りに行く。そこまでしっかり守ること。

ルヴァンカップの福岡戦はよく我慢したと思う。

実際にPKの誤審があった。ゴール前で何でもありなら得点は絶対に入らない。

最初に失点したとき、前半2失点を覚悟していたから、精神には傷が付いていなくて必ず追いつけるとイメージできていた。まだ大丈夫。ということで間違ってはいなかった。あの試合で1点取れたことが奇跡。流れは十分こっちに傾いた。

しかし俺がレフェリーなら福岡を勝たせたと思う。勝てば初タイトル。

次は譲らない。

 

 

最初は広島。 プレスに来るので、ラインを上げてクリア。

もちろんこっちは攻撃的に行くが、押されるかもしれない。

多分勝てる。負けたら優勝は無理だ。

 

次はヴェルディ。 こっちはしっかり守ってくる。

もちろんこっちは攻撃的に。基本的にどの試合も変わらない。

この試合は負ける可能性が高い。相手の守備は固いからだ。

しかしこの敗北は最多勝ち点の布石に過ぎない。

 

次は札幌。 広島同様に攻撃的に来てプレスにくる。クリアで逃げる。

もちろんこっちは攻撃的に。これも勝てる。

 

湘南。しっかり守ってくる。

FC東京。同じ。

鳥栖。攻撃的にくる。

 

どこでもやることは同じ。しかしある程度イメージしておく必要はある。

相手が予想に反して攻撃的に来たら対応できるが、ドン引きでは難しい。

その時は焦る必要はない。できるだけキープすること。攻撃的に行くイメージは変わらないが、冷静に行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アビスパ福岡戦 (浦和レッズ)

 

   得点を取ったあとのプラン。


最初から攻撃的にいくこは変わらない。

先に得点を取った試合が少なく参考にできなかった。

やはり攻撃的に追加点を取りに行った方がいい。

追加点を取りに行ったら本当に守るような感じがして嫌だった。

3点差が付いたら守りに入る。それまで攻撃的に。

もちろんバカみたいに攻撃的にいくわけじゃない。

 

 1-1に追いつかれてから守ること。

逆転されたら攻撃的に。

 

 失点について

 

福岡のワンタッチパスは防ぎようがなかった。この攻撃は難しい。

レッズのドリブル、ミドルパスの方が確実。

ワンタッチパスの攻撃はポジション、完璧なパスが必要になる。

この攻撃はレッズの様に攻めてくるチームに効果があるが守ってくるチームには効果がない。

 

3失点目はなぜクリアしないのかよくわからない。

目の前に相手選手がいるのに???クリアの基準はPKエリア1m内に相手がいるとき。

敢えて言うなら、正面のショートパスはやめた方がいい。斜めは大丈夫。

 

必ず先に得点を取ること。得点を取りにいかなければ負ける。

少しでも迷えば即失点につながる。

 

 

ルヴァン杯横浜Fマリノス戦

 

 

次の試合は後半に逆転するプラン。

前半は失点しても関係ない。しっかり守ること。

後半に一気に逆転する。

 

前半に得点を取ったら守ること。

同点なら後半20分から攻撃的に。

 

 

横浜FC戦 (浦和レッズ)

ガンバ大阪戦は正解で、横浜FC戦が間違っている。

結果論でのはなしではない。

残り25分で同点に追い付き、引き続き守れ、というゲームプランには誰も賛同しないだろう。

まずは相手の気持ちを考えないと。

ガンバ大阪戦は追い付いてから時間が経っていたから最後は攻める。

横浜FC戦もすぐに追い付いていれば冷静に考えることができた。後半最初とかでも良かった。

同点に追い付いたら守る。このプランは何があっても変わらない。

変えたのは立ち上がりだけ攻撃する。スコアレスドローを避けるためだ。

昨年よりも守備も攻撃も成長している。

攻撃的行くだけで点が取れるなら30年前にやっている。

攻めるときもあれば守ることもある。もちろん間違えることもある。

しかし愚かなサッカーでは絶対に勝てない。

勝てなければ選手を入れ替えるだけだ。