９０％で行く・・・・・・・・・・・・・（浦和レッズ）

  ９０％で行く。１０％は手を抜く。
　　  
常に１００％で行くから失敗する。

昨年のアウェーセレッソと仙台、ホームガンバ大阪

少しでも力が抜けて入れば引き分けることはできた。
 

サポーターの数がどこよりも多いからプレッシャーが掛かる。
もちろん強くなれたのはサポーターのおかげ。
それに報いようと余計に力が入る。
　　　　
９０％で行けば相手が強豪チームならリラックスしてプレーできる。
格下なら余裕でパスが回せる。

相手が攻撃的にきたとき最初から気持ちで負けそうだ。
　

バカみたいにプレスに行くだけなら１００％で行った方がいいが、

レッズは失点を防ぐサッカーで

リトリートの守備だから負けると思ってプレーしてしまう。
あえて１０％手を抜くことで自分達を追い込み１００％以上の力を発揮させる。

　　　
もちろん失点を防ぐと言うコンセプトがあって成り立つ。

最初から攻撃的に行く愚かなサッカーなら１００％で行かないと逆効果。

１０％手を抜くことで、自分たちの置かれている状況がわかる。

相手が絶好調なのか、自分たちが緊張しているのか、なぜ上手く行かないのか。

失点しそうとか、失点したあとの自分たちのゲームプランも見えてくる。

１０％手を抜くことで相手を油断させる。
１０％は演技で９０％は本気でやる。
１０％は失敗しても構わない。

攻撃は許すが、失点は許さない。
流れは確実に傾いてくる。


サッカーは失点しなければ勝てる。
失点を防ぐためにはどんなにプレスに来ても、

どんなに攻撃されてもリラックスして冷静でなければならない。
　
１０％抜くだけで冷静にプレーできる。
　

相手に合わせて変化できるサッカーが最も強い。
流れに逆らわないこと。
相手が少しでも強いと感じたら、自分達より強いと思ってプレーすること。
　
クリアすることはもちろん相手をリスペクトすることも重要。


試合に入ったら力むのではなく１０％だけ気持ちを緩める。

攻撃される時間が長くても、上手く守って攻撃していれば流れは必ず変わる。

９０％で行けば常に余裕ができ、常に優位に試合が運べる。