レッドデビル(浦和レッズの戦術)

浦和レッズの戦術について

Ⅰ   始 計  (兵は詭道なり)

  
 
    
 
 
 
 
  兵は戦、詭道は欺く。
  
戦は、所詮だましあいである。
能力があるものがないように見せかけ、作戦を用いて作戦がない振りをして、
近ければ遠くに見せかけ遠くにいれば近くに見せかけ、
敵を誘いだし、混乱させ、敵の戦力が充実していたら確実に備え、
強いのに相手から遠ざかり、怒らせて挑発し、敵を驕らせ、休んでいれば敵を疲れさせ、
和を持って敵を離間させる。
敵が守っていないところを攻め、相手の不意を突く。
これがスペシャリストの戦い方だ。 どう戦うのか予想もできない。
                      
  
 
  
 戦う前の軍略会議において、勝てる可能性を計算し、
勝算が高い場合は勝ち、勝算が低い場合は、負ける。
勝算があるから戦って勝つのであり、まして勝算がなくてどうやって勝とうというのだ。
勝算がないのに勝つことなど絶対にありえない。
  
全てを見通すことができれば勝つか負けるかは戦う前にわかる。
  
  
 戦は、国にとって重大な決断であり、生きるか死ぬか、国家の存亡の道だ。
より深く考えなければならない。
調査し、比較し、状況を判断し、理解している者は勝ち、理解していない者は負ける。
これを用いれば必ず勝つことができる。